2003年、劇作家・中村ケンシを中心に結成。リアルに生きる市井の人々にスポットを当て、「個」を描きながら社会を照射する劇世界を会話劇で構築。生き難い世の中に相対し、絶望せず、人の繋がりを問い直し、「生きていく」ための思想を模索。
最近では「現代のアジール(避難場所)」を提案。つまり「休もう」というメッセージを発信している。癒しを求め巨木の下に引き寄せられる人々を描いた「かえりみちの木」では、伊丹、名古屋、二都市公演を行い、大きな反響を呼び、上演後、新聞・演劇雑誌に、劇評とインタビュー記事が取り上げられた。
本公演以外でも短編作品集のカフェ公演、一般参加者を募ってのワークショップ形式の合同稽古なども定期的に開催、新たな表現活動を探っている。
☆作家、中村ケンシ作品掲載サイト
日本劇作家協会 戯曲デジタルアーカイブ https://playtextdigitalarchive.com/author/detail/26
虚空文庫 http://suiseidou.cool.coocan.jp/data/tenohira.pdf
☆『コクゴのジカン』について、作・演出、中村ケンシのインタビュー
中村ケンシ / nakamura_ kenshi
劇作家・演出家。 2003年『てのひらのさかな』で第10回OMS戯曲賞佳作、同年、劇団名と同名作品『空の驛舎』で第3回かながわ戯曲賞最優秀賞、2006年『いちばん露骨な花』で第22回名古屋文化振興賞戯曲の部佳作、受賞。2013年『追伸』で第20回OMS戯曲賞大賞、受賞。猫派。ヘタウマbassist。 中村賢司として活動してきたが、2017年より現在の中村ケンシとしての活動を開始した。
石塚博章 / ishizuka_hiroaki
<経歴>
爆劇★団→Blue,Blue.→空の驛舎
<主な外部出演経歴>
Blue,Blue.第3回公演以降全作品
199Q太陽族 「ぼちぼちいこか」
水の会 「そこここで残るK氏」「えちうど」「じゃのめの砂」
四人会 ガンキュウ○クロニクル 「穴と芸術家」 等
<特技>
得技とは、得意な技であり、そんな技は持っておりませぬが、
しいて言えば、災いがないよう、わざとわざわざ、ざわめく心かなと‥
つまり、鬱陶しい自分です‥
<ひとこと>
あぁ、演劇は素晴らしいのです‥
その素晴らしさを、自分だけのものにしとくのは、モッタイないお化けに、呪われてしまう‥
助けてくれぇ‥あぁあぁあぁ‥僕の四畳半に電車が走るぜ!!
柴垣啓介 / shibagaki_keisuke
〈経歴〉
高校生の頃に学校行事で劇団四季『オペラ座の怪人』を鑑賞。“演劇”に興味を持つ。
大学にて約1年演劇部に所属するも退部、それでも演劇を続けたくなり養成所に入所。そこで出会った講師の方に誘われ小劇場の世界へ。
本格的に小劇場に携わりたくなり、養成所を退所、フリーの役者として活動を開始。役者としてだけでなく、制作スタッフや仕込み、バラシの手伝いなどでも演劇活動に参加。
<主な出演経歴>
くじら「本」会議「愛しのクマちゃん ~くじらの日々~」
あみゅーず・とらいあんぐる「TRYすこしずつ」
伊丹想流劇塾第3期生公演「12のユーモレスク」
くじら企画「海のホタル」
May「ホライズンマーチ」
佐藤あい / satou_ai
〈経歴〉
高校演劇→ちょっと大学演劇→ユニット、アイホール演劇ファクトリー第5期→劇団を経てしばらくフリーで活動後、ずっと出演していたコンブリ団に2017年より所属。これまで様々な劇団やプロデュース公演に参加。現在はコンブリ団と空の驛舎に所属。
〈主な出演経歴〉
桃園会・あうん堂・ことのは等の劇団。
in→dependent theatre PRODUCE#5
『あかねさす紫草の野に君が袖振る』
in→dependent theatre PRODUCE#10
『ファイティングブロードキャスト』
DIVE×メイシアター 合同プロデュース『オダサク、わが友』等のプロデュース公演。
コンブリ団その4「ムイカ」より出演。
空の驛舎 第23回公演「ムスウノヒモ」より出演。
〈ひとこと〉
この度、空の驛舎に入りました。コンブリ団の佐藤あいです。ややこしいですが両方に所属することになりました。どんな感じになるのか私にも分かりませんが、せっかく頂いたこの機会をプラスに変えて行けたらと思っています。今まで通りマイペースでしかできませんがよろしくお願いします。
速水佳苗 / hayami_kanae
<経歴>
2006年に演劇を始めて劇団に所属しましたが、2011年からフリーで活動を始めました。ひとりで演劇を続けていく決心をして2015年にKOINUを始めました。そのままひとりでいると思っていましたが、声をかけられコロっと入団しました。
<主な出演経歴>
第1回精華小劇場製作作品「イキシマ breath island」
DIVE×メイシアター合同プロデュース公演「オダサク、わが友」
KOINU 1回目「また夜が来る」
空の驛舎「コクゴのジカン」
他
〈ひとこと〉
わたしはこの先、ずっとひとりでやっていくと思っていました。劇団に所属することなんて考えてもみませんでした。空の驛舎さんはこの先に、みっつの予定が決まっているとのことです。こんなに世の中がざわついている真っ只中にです。強い力を感じました。入団を決めました。私もなにか力になりたいなと思いました。誰かの力になれたらいいな!よろしくお願いします。
maa
<経歴>
曲を作ってギターの弾き語りをしていると思っていたのですが、気づいたらお芝居をする人になっていました。
初めての舞台は大学の友人に誘ってもらったミュージカルで、そこからのご縁でたまにお芝居をさせてもらっていました。
その友人の遠方への引っ越しを機に、空の驛舎さんのオーディションを受け、「雨の壜」に出演させて頂き、今に至ります。
<主な出演経歴>
四方香菜プロデュース「マンサク」
しかプロ「偏路」
しかプロ「ムシカのはこぶね」
旦煙草吸「ぽコ人」
〈ひとこと〉
この度、空の驛舎に入団しました、maaといいます。経歴でも少し書かせて頂きましたが、今までは音楽の活動が多く、お芝居の経験は少なく、当然ながら演劇部や劇団の経験もないのですが、せっかく頂いた機会に、えいやと飛び込んでみました。少し前には思いもしなかった事態に、先が全く予想できませんが、今はただワクワクしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
織田拓己 / oda_takumi
〈経歴〉
高校3年生より小劇場の世界に入る。
20代は劇団TURKEY〜劇団鉛乃文檎〜オトナ銀行などに所属。その後しばらくフリーに。
その後ユニット・カラ/フルを旗揚げ。去年10周年を迎える。現在も所属。
2022年11月より休団中
〈主な出演経歴〉
浪花グランドロマン「沈丁花」
劇創ト社「10人写楽」
ともにょ企画「おはようアフリカ」
プラズマみかん「緩やかなモンブラン」
Micro To Macro「ロス・ドス・ロウヘブン」
コトリ会議「おなかごしのリリ」
ピンク地底人「わたしのヒーロー」
ももちの世界「鎖骨に天使が眠っている」
他
〈ひとこと〉
はじめまして。織田拓己と申します。俳優の他に脚本を書いたり演出をしたりします。その時はオダタクミと片仮名で名乗っています。空の驛舎でお目にかける事があるかどうかは謎ですが…笑。演劇歴30年の遅れてきた新人です。精一杯頑張りますので、皆様よろしくお願いします。
結木愛 / yuuki_ai
〈出演経歴〉
2022.空の驛舎
「コクゴのジカン」
2021.せんすおぶわんだあ
「YUKUEシリーズ-みつばち-」
2021.演劇創造ユニット【フキョウワ】
「足掻き」
2020.せんすおぶわんだあ
「YUKUEシリーズ-ラベル-」
2019.万博設計
「リボルバー」
他
その他、映像・CMなど
2022年6月より休団中。
〈ひとこと〉
結木 愛です。
続けてみたり辞めてみたりしながらお芝居に携わって参りました。「劇団」というものに入るのは初めての経験。どうなるのかワクワクします。どこまで続くのか本人すらわかっておりません。コトバやオモイを丁寧にお伝えできるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご機嫌に参る!
やまもとあや / yamamoto_aya
〈経歴〉
高知県出身。1988年生まれ。
2012年空の驛舎入団。
16~18回公演、カフェ公演に出演。
劇作家としては、「acupofcoffee」(短編)、「yodume」(短編)、「蔓延ル緑」を執筆、上演。
高校より演劇を始める。高知大学演劇研究会で4年間活動。2011年、アイホール演劇ラボラトリー参加。伊丹想流私塾17期、同塾マスターコース8期卒塾。
2015年6月より、出産・育児のため休団中。
〈劇団外での活動〉
「蔓延ル緑」第3回せんだい短編戯曲賞最終候補
京都市立洛北中学校演劇部「夕焼けハーメルン」(戯曲提供)
U2「gloomy,gloomy」(作・出演)
「花を摘む人」第28回OMS戯曲賞大賞受賞
〈特技〉
部屋を散らかすこと。
〈ひとこと〉
食べたり寝たりするのと同じように、演劇していきたいです。
中村京子 / nakamura_ kyoko
<経歴>
高校より演劇をはじめる。
Blue,Blue.を旗揚げ。
Blue,Blue.の劇団員として、空の驛舎にも第2回公演から参加。
第19回公演から空の驛舎劇団員として参加。
2019年1月より休団中。
<主な外部出演経歴>
Blue,Blue.旗揚げ以降全作品
KAVCチャレンジシアター関連企画 「カラカラ」
みかんがむ 「イロコイ」「この夜の果て」
演劇集団よろずや 「青眉のひと」 等
河本久和 / kawamoto_hisakazu
<経歴>
大学三回生、就職活動中に芝居をしたい事に気づき、養成所に入ったり、劇団に入ったり、養成所をやめたり、劇団が潰れたり、劇団に入り直して初舞台を踏んだり、劇団をやめたり、プロダクションに入ったり、プロダクションをやめたり。
紆余曲折を経て空の驛舎の旗揚げメンバーに。
空の驛舎第1回公演「すばらしいさよなら」からfragment vol.1「スピードに真夜中あげる」までの全作品に出演。
婚約を機に退団し、せっせと仕事をして教室長になるも、家庭不和で離婚。
仕事も辞め、途方に暮れているところを代表に声をかけられて復帰。
第19回公演「一握の砂」以降再び全作品に出演。
2023年2月より休団中
<主な外部出演経歴>
劇団太陽族「JAPANESE IDIOT」「かえるでんち」
三角フラスコ「NO fear」
あみゅーず・とらいあんぐる「露草のかげろひ」
遊劇舞台二月病「sandglass」
他
退団のご挨拶
一身上の都合により、劇団を退団することとなりました。
劇団には旗揚げから関わらせていただき、たくさんのことを学ばせていただきました。たくさんの方とのつながりをいただきました。
非常に感謝しております。
空の驛舎に関わってくださった皆さまにも、劇団ともども大変お世話になりました。
誠にありがとうございます。
劇団員としての活動が難しくなり、数年の休団を経ての退団となりました。
引き続き、休団以前より限られた時間の中での活動となりますが、その中でなんとか役者として活動する方法を模索していきます。
出演の折には、劇場にて皆さまとお会いすることを心より楽しみに致しております。
これからも活動を続けていく空の驛舎と河本久和を、引き続きよろしくお願い申し上げます。
2024年8月 河本久和
空の驛舎では劇団員を随時募集しております。
舞台を観て入りたいと思った方、どんな劇団か知りたいと思った方はご連絡ください。
空の驛舎は舞台経験は一切問いません。稽古の見学もできます。